木場潟や白山を眺望できる自然豊かな 産科婦人科 

お問い合わせTEL:0761-22-0232 診療予約
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はじめての赤ちゃん

ママ・パパになるあなたへ

初めての妊娠・・・
そして出産、新しくママになるあなたへ。
赤ちゃんの命が宿った瞬間・・・
新しくパパになるあなたへ。
当院から新米ママ、新米パパへの
サポートさせていただきます。

体重コントロール

妊娠中はやせすぎも太りすぎも、ママの体や赤ちゃんに様々な疾患リスクを高めることになります。
体重の増えすぎは、糖尿病・妊娠高血圧症候群や難産になりやすく、 逆に、太りたくないと言って体重増加を抑えすぎると、貧血や低出生体重児の割合が高くなります。
小さく生まれた赤ちゃんは、将来大人になって肥満や高血圧、虚血性心疾患、糖尿病など生活習慣病になるリスクが高くなります。
ママの体は、赤ちゃんの将来にも影響をあたえるのです。
だからこそ、しっかりとした栄養管理と体重コントロールが必要です。
出産に備えて適切な体づくりを行っていきましょう。

おっぱいチェック

妊娠8ヵ月と10ヵ月の妊婦健診の時に助産師によるおっぱい相談を行っています。
出産すればすぐにおっぱいが出ると思われるかもしれませんが、そうでない方はたくさんいます。
出産までにしっかりおっぱいのコンディションを整えて、赤ちゃんが飲みやすいおっぱい作りを頑張りましょう。

母乳育児の Q & A

母乳とミルクにはそれぞれ特徴があります。当院ではこれから育児をされるママに対し、この2つの栄養方法についてそれぞれを説明し、両者を理解してもらった上で、ママの行いたいと思う栄養方法にいついて個々の想いにより添いながら価値観に合わせ、サポートしていきます。
母乳で育てなければいけないという病院の方針ではありませんので、栄養方法(ミルク、母乳、混合)などを妊娠後期にお渡しするバースプラン(お産や育児の計画書)へご自由に意思をお書きください。
母乳育児を頑張りたいママには、だき方や吸わせ方、おっぱいマッサージなどを通して一人ひとり個別に手厚くサポートしていきますので安心してお任せください。

母乳が出てくるスピードは人それぞれです。赤ちゃんが欲しがる時に欲しがるだけあげることが、母乳がたくさん出るようにするために大切だといわれています。
そのため、母子同室をして赤ちゃんと一緒に過ごすことは、母乳育児を進めていくうえで大事なポイントだといえます。
しかし、分娩の疲れや身体の痛みなどで、お母さんが休みたい場合は、赤ちゃんをベビー室でお預かりして休んで頂いています。
当院では、お母さんが笑顔で安らかに育児できる事を大切な方針としています。

当院ではお母さんがお家に帰って困りごとなく、スムーズに育児を始められることを目標にしています。そのため退院までに一度は日中から夜間を通して母児同室をおこない赤ちゃんのリズムを知ってもらうことも大切だと考えています。
例としては、

  • お産当日・・・出産後赤ちゃんと面会、カンガルケアをしたあとママはお部屋で休んでいただきます。ご希望があればいつでも赤ちゃんをお連れします。
  • 1、2日目・・・日中メインで赤ちゃんのお世話に慣れてもらいます。夜はご希望に合わせて赤ちゃんをお預かりします。
  • 3、4日目・・・ママの体調に合わせ、夜もできるところまで一緒にいてもらい、赤ちゃんのリズムをママに知ってもらいながら、お家での生活をイメージしてもらいます。
  • 5日目・・・退院

母乳やミルクを飲んだ量は、体重の増加として現れます。
生後2ヶ月までは、1日に20〜40g、それ以降は25〜30gと増え方はゆるやかになります。
飲む量は少ないように感じても、授乳感覚が3〜4時間空くなら心配いりません。
飲んで1時間以内に泣いたり、尿の回数が減ったりする場合には、母乳が足りてない可能性があります。
ご心配ないように助産師がサポートさせていただいています。

赤ちゃんの胃は入り口のしまりが弱く吐き出しやすくなっています。
成長するにつれ、胃の入り口の筋肉がしっかりして、飲み方も上手になります。元気が良く体重が増えていれば心配ありません。
ただし、噴水のように吐く場合は、小児科を受診しましょう。

お母さんが風邪をひいていても、母乳を通してはうつりません。

飲んでも良いものもありますが、母乳に移行するものもありますので、医師や薬剤師に相談をして安全なものを処方してもらいましょう。

赤ちゃんとの生活

赤ちゃんは日々成長します。それもスピードは大人のそれとは比べものにならないくらいの早さです。赤ちゃんの成長に合わせてママの対応も変えていかないといけませんね。
赤ちゃんの成長は個人差が激しいものです。一般的でないからといって、あせらず、赤ちゃんのタイミングに合わせてゆっくり育んでいきましょう。なにか不安なことがあれば、ご来院ください。医師、看護師、助産師が全力でサポートします。

各種補助制度

出産育児一時金と直接支払い制度

出産した後で、パパやママが医療保険者に申請すると、出産費用として出産育児一時金が支払われます。
直接支払い制度とは、出産前に産院にお申し込みいただくと、その出産育児一時金の申請を産院がパパやママのかわりに行い、
直接産院に出産費用として振り込まれる制度です。
それにより、パパやママは退院するときに出産費用を準備する必要なく、50万円を超えた分だけ支払えばよくなるのです。

直接支払い制度をご利用の場合

  • 出産費用が50万円未満で収まった場合には、その差額を医療保険者に請求することができます。
  • 詳しくは、お勤め先に問い合わせるか、ご在住の市役所ホームページでご確認ください。

産科医療補償制度

当院では産科医療補償制度に加入していますので、安心して分娩していただけます。

パパができること

新しい家族をママと一緒に大切に愛してください。

親子の絆が薄くなってきているといわれるこの時代。
無表情の赤ちゃんが増えたりと、悲しいお話を耳にするようになってきました。そんな時代だからこそ、パパ、ママ、おじいちゃん、おばあちゃん、ご近所の方、みんなで協力し、支えあって子育てをしていかないといけないのではないでしょうか。まずは赤ちゃんにとって一番身近なパパが、積極的に子育てに参加してほしいと思います。
ママ任せにするのでは、ママが疲れてしまいます。子育てしながらお仕事をしたいママもいます。そんな頑張り屋のママを応援してあげてください。育児休暇を取るのもいいですね。でも社会ではパパの育児休暇を認める風潮がまだまだ広まっていません。何もお休みを取ることだけが育児ではありません。

ここで少し新米パパに、パパができることのヒントを出したいと思います。

パパができることのヒント

  • 赤ちゃんがお腹の中にいる時からパパとしての自覚を!!
    お腹の中の赤ちゃんに話しかけたり、妊婦健診に付き添ったり、我が子の誕生の瞬間に立ち会ったりすることで、パパとしての自覚が芽生えてくると思いませんか。お腹の中の赤ちゃんにはパパの声が聞こえています。いっぱい話しかけてあげてください。
  • 全部完璧にしなくてもいいのです!!
    育児参加というと、おむつ替え、お風呂、ミルク、ご飯作り、買い物・・・と何でもやらないといけない気がしてしまいますが、そんなことはありません。
    ママと2人、おじいちゃん、おばあちゃんと一緒の場合はみんなで、自分の得意なことから協力してください。頑張ろうとしてくれるパパの姿がママは嬉しいのです。
  • ママの頑張りを認めてあげてください!!
    毎日赤ちゃんと一緒にいるママは、小さな家族を守ろうと一生懸命です。
    そんなママの頑張りを見てあげてください。そして一言、「ありがとう」を伝えてください。「ありがとう」があふれる家族に産まれた赤ちゃんはとっても幸せだと思いませんか。

新しい家族をママと一緒に大切に愛してください。

赤ちゃんの行事

赤ちゃんが産まれたら、行う手続きや行事がたくさんあります。新米パパ・ママにはわからないことだらけですよね。ここでは日本の一般的な行事をお教えします。

お七夜(おしちや)

生後7日目に家族や親しい人と赤ちゃんの健康を願ってお祝いする行事です。大切なことは、この日に赤ちゃんの名前を知ってもらうことです。命名書という和紙に名前を書いたものを用意します。

お宮参り

生後1ヵ月頃の大安の日に、赤ちゃんの健康と幸せを神社で祈祷する行事です。

内祝い

生後1ヵ月頃に親しい人に、赤ちゃん誕生のあいさつとして贈るものです。出産祝いのお返しとしてよくありますよね。

お食い初め

生後100日目に、赤ちゃんが一生食べ物に困らないようにと願い、ご飯を食べさせる真似をする行事です。

初節句

赤ちゃんの健康と成長を願って、産まれてはじめての節句(女の子は3月3日、男の子は5月5日)にお祝いをします。

現代では、日にちや形式にこだわらないお祝いの仕方が主流になっています。

なによりもパパとママの赤ちゃんを想う気持ちこそが一番大切ですよね。